読書のきろく

読書のきろく

読んだ本の記録。備忘録。ひとことふたことみこと。

443. 犬がいた季節



伊吹有喜・著

読了:2021年1月7日

ひとこと:今年初めての投稿です。

やっとパソコンに向かうことが出来ました。

すぐにパソコンが出来る環境にないのが
ストレスだなあ。。。と思うこの頃。。


伊吹有喜作品は、前回読んだ『雲を紡ぐ』がよくて
しかもタイトルからして大好きな犬が登場する?!

これは読まないといけない(笑)
と思ったわけです。

うーん、やっぱりよかったー。

私は三重県人ではないし(ちなみに兵庫県育ち)
母校に犬もいなかったけど
なんだかとても懐かしかった。

「ページをめくれば、18歳のあなたがいる」

帯に書かれたこの言葉、痛感しました。


本屋大賞にノミネートされましたね!



442. 超・殺人事件



東野圭吾・著

読了:2020年12月25日

ひとこと:先日読んだ『名探偵の掟』と似たタイプ?

でもこちらの方が読みやすかった気がします。

くだらないんだけど
いろいろ考えさせられる話の数々。

私的には『超予告小説殺人事件』が一番面白かったです。
『超理系殺人事件』は意味がわからないくせに
全部読んでしまった(笑)



441. 落日



湊かなえ・著

読了:2020年12月20日

ひとこと:先日読んだ『カケラ』は
なかなか重くて、読むのに時間がかかりました。

この作品は、話の展開がゆっくりでしたが
半分を過ぎると
不思議不思議、どんどん読めるようになりました!

読後は 湊かなえらしからぬすっきり感がありました(^^)



440. 家族シアター



辻村深月・著

読了:2020年12月11日

ひとこと:またお久しぶりになってしまいました。

来年は読後すぐに書けるようにしたいです。
せめてメモでもいいから残そうと思います。

だって、読後に感じたことって
夢と同じで、どんどん忘れてしまうーー。
これって、とてももったいないです。。

こちらも?
お久しぶりの辻村深月刊行順読みです。
東野さんと違って、ほとんど終盤(^^)

タイトルに『家族』とある通り
いろいろな家族の日常のひとコマを切り取ったような
短編集でした。

『1992年の秋空』学研の『科学』と『学習』が懐かしかった!
『タイムカプセルの八年』のお父さんと
『孫と誕生会』のおじいちゃんが好き。

なんやかんやあっても
やっぱり、家族っていいな(^^)
と思わせてくれる一冊でした。



439. 名探偵の掟



東野圭吾・著

読了:2020年12月2日

ひとこと:東野作品刊行順です。

今までにないタイプの小説でした。

こういう角度から入る話もおもしろいとは思うけど、
結局は読み終わるのに
かなり時間がかかってしまいました。

きっと
現実世界に戻される場面が
たびたびあったからだと思います。

東野作品をこの話から読むというのはおすすめしないかな。



438. 悪女の品格



辻堂ゆめ・著

読了:2020年11月19日

ひとこと:辻堂ゆめ作品の既刊で
気になりながらも読めてなかったものです。

何でこの本だけ手に取ってなかったんでしょうね。

正直、想像していた話と全然違ってました。
ここまで性格の悪い主人公ってどうよ(笑)

ほんとにひどい。
とことんひどい。

こうまでひどいと周りの登場人物もひどい。
ひどくてサイテー。

そして、
外野で見ている読者(つまり私)は
そのサイテーさがおもしろくなっちゃって
読む手が止まらなくなりましたー。

私も性格悪っ💦



437. ライオンのおやつ



小川糸・著

読了:2020年11月12日

ひとこと:初読み作家さんです。

昨年の本屋大賞ノミネート作品、ということで
読んでみようと思いました。

正直言って、始めの方は進まなかった。。
内容が暗くて。

でも後半からは進んだ進んだ~進みました。

お父さんが会いに来たシーンは思わずうるっとなり
電車の中だったので恥ずかしかった(^^;

この本の中で
いろんな人にすごく勇気づけられた。

雫のような気丈な人に私はなれない。

強い人。ステキな人。

死ぬことは怖いけど
こういうとらえ方も出来るんだ、と学びました。