読書のきろく

読書のきろく

読んだ本の記録。備忘録。ひとことふたことみこと。

本-小説-あ

463. お探し物は図書室まで

青山美智子・著 読了:2021年5月11日 ひとこと:ほんわかした連作短編。 この感じ、なんとなく覚えあるなぁと思ったら 「木曜日にはココアを」の作者さんでした! 「その『ない』を『目標』にすること」 「運命のタイミングを逃さないってこと」 「世界は何…

459. 八月の銀の雪

伊与原新・著 読了:2021年4月20日 ひとこと:初読み作家さんです。 5つの短編集。 難しいテーマを扱っているのに、とてもわかりやすい。 どれもよかったけど、 『アルノーと檸檬』 日本にこんな時代があったんだ~ そして表題作。 とてもロマンチックな表現…

458. 草原のサーカス

彩瀬まる・著 読了:2021年4月15日 ひとこと:私が追いかけている作家さんの1人、 彩瀬まるさんの新刊です。 製薬会社の研究者である姉とアクセサリー作家の妹。 2人の順風満帆な人生が ちょっとしたことから、いきなり狂う。 ちょっとしたことから、という…

452. 博士の愛した数式

小川洋子・著 読了:2021年3月10日 ひとこと:少し前に、NHK-BSで映画を放送していましたね。 観る前に原作を読みたくなりました。 『僕の記憶は80分しか持たない』というフレーズ、 当時よく聞いていましたが なるほど、そういうことだったんだ。 映画…

443. 犬がいた季節

伊吹有喜・著 読了:2021年1月7日 ひとこと:今年初めての投稿です。 やっとパソコンに向かうことが出来ました。 すぐにパソコンが出来る環境にないのが ストレスだなあ。。。と思うこの頃。。 伊吹有喜作品は、前回読んだ『雲を紡ぐ』がよくて しかもタイト…

437. ライオンのおやつ

小川糸・著 読了:2020年11月12日 ひとこと:初読み作家さんです。 昨年の本屋大賞ノミネート作品、ということで 読んでみようと思いました。 正直言って、始めの方は進まなかった。。 内容が暗くて。 でも後半からは進んだ進んだ~進みました。 お父さんが…

435.  雲を紡ぐ

伊吹有喜・著 読了:2020年10月26日 ひとこと:伊吹有喜さんを読むのは2冊目です。 美緒が岩手のおじいちゃんを訪ねていったことは 何かしら運命だったんだなあ。 生きていく場所を見つけられてよかったね。 ミステリーと違って、こういうタイプの話は 読み…

433. 森があふれる

彩瀬まる・著 読了:2020年10月16日 ひとこと:彩瀬まる作品は 今まで新刊が出るとすぐ読んでいました。 でも、この『森があふれる』は 今まで読むのをためらってしまってた。。 何気なく見た紹介文で この世界観に入る自信をなくしていたからです。 でも、…

422. さいはての家

彩瀬まる・著 読了:2020年8月5日 ひとこと:お久しぶりです。 勉強の追い込みでしばし遠ざかっていました。 おかげでこの秋、無事に卒業できるかも(#^^#) 決定したらまた報告させてください。 その間溜めていた読書の記録を これから少しずつ書いていきます…

414. まだ温かい鍋を抱いておやすみ

彩瀬まる・著 読了:2020年6月25日 ひとこと:久しぶりの更新です。 卒業まで追い込みで、このところ毎日勉強しています。こんなに勉強しているのは、人生初かも??? さて。 彩瀬まるさんの新刊は、「食」にからんだ短編集でした。 ファンタジーのような話…

402. むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人・著 読了:2020年4月11日 ひとこと:初読み作家さんです。 職場で読んだ人が「おもしろいよ~」というので 気になって読みました。 本屋大賞にもノミネートされていましたね。 正直「くだらね~」と思いながらも そのうち、この昔話ワールドに引き…

396. 屍人荘の殺人

今村昌弘・著 読了:2020年3月14日 ひとこと:初読み作家さんです。 話題になった頃は、特に読もうとは思ってなかったのですが。。 だってタイトルからして恐いじゃないですか・・・ でも映画化されると聞いたら、読んでみたくなりました。 単純ですね(笑)…

386. 平場の月

朝倉かすみ・著 読了:2020年2月5日 ひとこと:実はもう一度読み返しています。 青砥が、須藤が放った言葉の数々を 確認したくて。 読んだ後は、少し泣きました。 そして、今も思い出すと泣けてくる。 辛い。 切ない。 どうしてもっと甘えられなかったんだろ…

378. むらさきのスカートの女

今村夏子・著 読了:2020年1月7日 ひとこと:新年初めて読んだ本です。 前回の芥川賞作品。 本も分厚くなく、中の字数も多くなく読みやすい。 1日で読んじゃいました。 何でここまで人のこと観察できるんだろう? 訳わからないけどおもしろい。 出てくる人、…

368. フーガはユーガ

伊坂幸太郎・著 読了:2019年11月26日 ひとこと:このところ、なぜか忙しいです。。 そんな時につい読んでしまいました。 『フーガはユーガ』。 続きが気になって気になって。 まんまと罠にはまった感じです(笑) いやー、おもしろかった! いつかはコンプ…

329. 火のないところに煙は

芦沢央・著 読了:2019年5月24日 ひとこと:芦沢央さんを読むのは確か2度目です。 今回はホントに怪談でした。 怖かった。 ホラーは嫌いじゃないけど、 私は さりげなく読んだらホラーだったね、 という感じのものが好きなのかも。 今回は ストレートにTH…

310. ひと

小野寺史宜・著 読了:2019年3月19日 ひとこと:初読み作家さんです。 本屋大賞候補作でしたね。 タイトルからして、 読み始めは???という感じでしたが、 「ひと」との繋がり、関わり、それによる成長など・・・ サクサク読んでるうちに 本当にタイトルそ…

298. 珠玉

彩瀬まる・著 読了:2019年2月24日 ひとこと:彩瀬まるさんの新刊。 誰の視点で話が進んでるんだろう? まさか宝石たち? そこに気づくまでに時間がかかりました・・・ 歩とジョージに親近感がわき、 話が面白くなったころに終わってしまった! 珠玉posted w…

276. 犬も食わない

尾﨑世界観/千早茜・著 読了:2018年12月15日 ひとこと: 新刊予告を見たとき これは絶対読みたいと思っていました。 ダメな男とめんどくさい女。 でもこの2人、なんか似てる。 そして、この本の中の なんとも言い表されないゆったりまったり?な雰囲気。 …

238. 不在

彩瀬まる・著 読了:2018年9月4日 ひとこと:彩瀬まるさんの当時の最新作です。 後味悪かった。 なのに不思議と印象に残る作品でした。 不在posted with ヨメレバ彩瀬 まる KADOKAWA 2018年06月29日 楽天ブックスAmazonKindle

234. 宮廷神官物語 二

榎田ユウリ・著 読了:2018年8月25日 ひとこと:まとめて2冊借りていたので、 引き続き、アジアンファンタジーの世界へ。 だんだん、主人公を始めとした登場人物に 親近感がわいてきたけど、 結局この後、三巻以降は読んでいません。 以前『ビブリア古書堂…

233. 宮廷神官物語 一

榎田ユウリ・著 読了:2018年8月25日 ひとこと:「おもしろいよ」と職場の人が貸してくれました。 このジャンルはふだん読まないので新鮮でした。 でも、序盤なかなか進まず、 読むのに結構な日数を要してしまいました どうやら今の私は どんでん返しや謎解…

232. 僕が愛したすべての君へ

乙野四方字・著 読了:2018年8月9日 ひとこと:『君を愛したひとりの僕へ』に引き続いて読了。 うーん、という気持ちと、やっぱりね、という気持ちが交錯。 もしかしたら、 この2つの作品、続けて読むより 片方は、少し時間を置いて 記憶がすこーし薄らいで…

231. 君を愛したひとりの僕へ

乙野四方字・著 読了:2018年8月6日 ひとこと:『僕が愛したすべての君へ』と どちらから読むか悩みましたが 調べたら、『君を・・・』からの方がおすすめという 意見が多かったので、ここは従順に(^^) 並行世界のお話。 これはSF?でも重きは恋愛小説にな…

224. 君の名前で僕を呼んで

アンドレ・アシマン・著 読了:2018年6月30日 ひとこと:映画を観に行って、ぜひ原作が読みたいと思った。 終わり方が違うと聞いたから。 映画のラスト、あまりに悲しかった。 エリオがあまりに切なくて。。 オリヴァーずるい! 珍しく気持ちを引きずってし…

223. 彼方の友へ

伊吹有喜・著 読了:2018年6月22日 ひとこと:これは恋愛小説というのでしょうか? 初めは、正直とっつきにくくて 何度か挫折しそうになりました。 でもいつからだろう、 夢中になって読んでた。。 こういう切なさ、 長いこと味わってなかったなあ。 懐かし…

215. 木曜日にはココアを

青山美智子・著 読了:2018年5月30日 ひとこと:しばらく、読んだ直後の感想?が ビブリアに残っていたので一緒に移動します(^^) 図書館の仕事で 本の紹介をしたことで出会った作品です。 ほんわかした連作短編集でした。 ラストもいい感じで終わって、後味…

201. くちなし

彩瀬まる・著 読了:2018年4月21日 ひとこと:大好きな彩瀬まるさんです。 今回はいつにも増して不思議な作品でした。 どこか千早茜さんの世界観に似てる。 くちなしposted with ヨメレバ彩瀬 まる 文藝春秋 2017年10月26日 楽天ブックスAmazonKindle

198. 葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午・著 読了:2018年4月15日 ひとこと:タイトルが綺麗で、 ずっと気になっていました。 読んでみたら、これがなかなか男臭いというか。。 タイトルとは全然違う感じがしました。 ラストのどんでん返しには 思わず、ずっこけました('◇')ゞ 葉桜の季節…

197. 季節はうつる、メリーゴーランドのように

岡崎琢磨・著 読了:2018年4月9日 ひとこと:少し前に読んだ 『春待ち雑貨店ぷらんたん』がよかったので、 同じ作者さんのものを手にとりました。 surrealyukako.hateblo.jp 正直、後味が悪かった。。。 この手の話、嫌いではないけど 『~ぷらんたん』を…