読書のきろく

読書のきろく

読んだ本の記録。備忘録。ひとことふたことみこと。

本-小説-ま

462. 52ヘルツのクジラたち

町田そのこ・著 読了:2021年5月4日 ひとこと:素直に感動しました。 「つよくなる。これから、もっと」 愛くんのこの言葉に泣きました。 今度こそ幸せになってほしい。 個人的に、村中くん好きです(^^) 52ヘルツのクジラたちposted with ヨメレバ町田 その…

456. 満月の泥枕

道尾秀介・著 読了:2021年4月4日 ひとこと:ここんとこ、女性作家さんが続いたので 久しぶりに男性作家、 道尾さんが読みたくなりました。 刊行順です。 主人公はどこかしょぼくれた感じで 過去を引きずり、 裕福とはいえない暮らしをしてる。 そんな彼だが…

441. 落日

湊かなえ・著 読了:2020年12月20日 ひとこと:先日読んだ『カケラ』は なかなか重くて、読むのに時間がかかりました。 この作品は、話の展開がゆっくりでしたが 半分を過ぎると 不思議不思議、どんどん読めるようになりました! 読後は 湊かなえらしからぬ…

432. サーモン・キャッチャー

道尾秀介・著 読了:2020年10月13日 ひとこと:こちらは、道尾作品刊行順です。 こちらはかなり終盤に近づいてきました(^^) この作品、実にくだらない(笑) ↑↑↑ 私流の誉め言葉 ヒツギム語を途中まで実在する言語だと信じていました。 ルビを見て、へぇー、な…

427. カケラ

湊かなえ・著 読了:2020年9月5日 ひとこと:この作品、気になっていて 久しぶりに湊かなえ作品を手にとりました。 ・・・重くて進まない。 『クスノキの番人』の後に読んだから より重く感じたのかな? でもなぜか読むのをやめたくはなくて。 そんな変な…

425. スタフstaph

道尾秀介・著 読了:2020年8月23日 ひとこと:こちらは道尾秀介作品刊行順読み(笑) 辻村深月作品と並んで、こちらはもう終盤に近付いてます。 今回もたくさんの人が登場! いろんな引き出しがあいて、 この先どうなるのかと思うけど そこは道尾作品、最後に…

416. 透明カメレオン

道尾秀介・著 読了:2020年7月8日 ひとこと:先に読んだ娘が この作品は今までの道尾作品が ミックスしたみたいだと言ってましたが まさにその通り。 思いついただけでも 「カラスの親指」「片眼の猿」「カササギたちの四季」 「笑うハーレキン」・・・。 正…

409. 獏の檻

道尾秀介・著 読了:2020年5月30日 ひとこと:道尾さんの刊行順は久しぶりです。 この話は、初期の作品をどことなく思いだす内容で ホラー要素はないと思うけど 私の中では少しホラーを感じる、そこが好きです。 彩根さんは、何かしらカギを握ってると思って…

387. いけない

道尾秀介・著 読了:2020年2月10日 ひとこと:道尾さんの最新作は 『体験型ミステリー』とのこと。 最近、謎解きゲームに目覚めた私には 何て魅力的な小説! でも。 文章からの謎解きは難しい。 正直、ほとんどさっぱりわからなくて、 謎解きゲームでいう『…

383. 笑うハーレキン

道尾秀介・著 読了:2020年1月24日 ひとこと:ホームレスのシェアハウスって(笑) 楽しそうだけど、みんなどこか切なさを抱えていて。 道尾さんらしい作品だと感じた。 何度も話してるけど こういう人間くさい話、好きです。 笑うハーレキンposted with ヨ…

376. カエルの小指

道尾秀介・著 読了:2019年12月25日 ひとこと:『カラスの親指』の続編。 それにしてもどんでん返しすぎるやろ!(笑) めっちゃ笑わされたし、感動もした。 自分の感情をいいように振り回された感じ、 でもそれが全然嫌じゃないのです(^^) みんなに またい…

371. 永遠。

村山由佳・著 読了:2019年12月4日 ひとこと:図書館で『衝動借り』しました。 昔上映された日本映画のサイドストーリーとのこと。 映画は知らないけど、十分楽しめた。 何しろ癒された~ ゆったりと流れていく時間。優しいお話。 村山由佳作品は、なんてっ…

356. 鏡の花

道尾秀介・著 読了:2019年10月9日 ひとこと:『光媒の花』の姉妹作と言われているそうです。 身近な人の死に直面した人々の 気持ちや行動など 細やかなところまで描かれていました。 何気ない日常なのに 道尾さんの作品になると なんだか特別なことのように…

353. ノエル

道尾秀介・著 読了:2019年9月21日 ひとこと:ほぼ追いついてきた読書記録です。 以前書いた原稿のカテゴリー修正もしなくちゃ。 さて、久しぶりの道尾さんです。 これは不思議な作品でした。 ミステリー? ハートフルストーリー? 不思議だけど、でもとても…

342. 光

道尾秀介・著 読了:2019年7月31日 ひとこと:道尾さんの作品の中では穏やか?な 感じを受けた。 どんでん返しがあるわけでもない。 でも、人の情とか愛をすごく感じた。 これこそ人間くさい話。 私はこういうタイプの話も大好き。 りーは悦子とどうなったの…

333. まつらひ

村山由佳・著 読了:2019年6月10日 ひとこと:なんだか色っぽいタイトル(^^) 祭のシーンに男っぽさが増して いい意味で非常にいやらしい。 村山由佳さんといえば、 濃厚な恋愛小説のイメージが強いけど 実際は奥が深くて 人間的にもいろいろ考えさせられるも…

327. 水の柩

道尾秀介・著 読了:2019年5月19日 ひとこと:不思議な話でした。 逸夫と敦子といく。 逸夫が主人公かと思いつつ、 あとの2人もとても重要人物。 特に敦子には 序盤から半ばまで重たい気持ちを抱えて読んでいた。 たぶん、道尾さんの策略?にしてやられたり…

318. カササギたちの四季

道尾秀介・著 読了:2019年4月20日 ひとこと:一風変わった道尾作品でした。 でもこれがおもしろい! 4つの短編集、 四季に合わせて書かれているけど、 ストーリーはパターン化している。 カササギさんの性格が、まぁすごいんだけど 憎めなくて。 シリーズ化…

315. 花と流れ星

道尾秀介・著 読了:2019年4月8日 ひとこと:大好きな真備先生シリーズの短編集。 もうすっかり仲良しになった気分で読みました。 今のところ、シリーズはここまでとのこと。 ぜひ続きを出してもらいたいものです。 単純に3人のキャラが好きです! こんな楽…

309. 月と蟹

道尾秀介・著 読了:2019年3月17日 ひとこと:これはミステリーじゃなかった。 ・・・と思う。珍しい?! 直木賞受賞作と聞いて、 いつになく緊張して読みました。 やっぱり道尾さんは裏切らない! 道尾作品に出てくる男の子は、いつも哀愁漂う。 でもやたら…

301. 月の恋人

道尾秀介・著 読了:2019年3月1日 ひとこと:1日で読んでしまった。 おもしろかったです。 最近、ホラーの道尾さんばかり読んでいたので、 久しぶりに違う系統で新鮮でした。 これはラブストーリーになるのかな? 道尾さんの作品には いつもよく似たオヤジ…

299. はつ恋

村山由佳・著 読了:2019年2月28日 ひとこと:本の紹介文を見る機会があり、 読んでみたくなりました。 大人の恋愛小説。 2人の何気ない日常生活、とても素敵。 ハナの田舎生活もなんだかよくて。 さりげないけど、おしゃれ。 私もこんな暮らししてみたい!…

295. 骸の爪

道尾秀介・著 読了:2019年2月15日 ひとこと:真備シリーズ2作目です。 「背の眼」がとてもよかったので、 これを読むのを楽しみにしていました。 真備さん、道尾先生、凛ちゃん、と おなじみのメンバーとの再会にうきうきした。 中身は、というと、やっぱ…

287. 背の眼 下巻

道尾秀介・著 読了:2019年1月21日 ひとこと:超長編、読破しました! 下巻だけに 今までいろいろと疑問に思っていたことが 解明されていくんだけれど、 それがじっくりと細かく説明するんじゃなく さらーっと流れるように 聞かされていくような感じが心地よ…

286. 背の眼 上巻

道尾秀介・著 読了:2019年1月16日 ひとこと:この本は、リアルタイムで書いたものを 上下巻ばらばらで記録します。 『背の眼』は道尾さんのデビュー作だと知っていたのですが ホラー小説とあったので 今までちょっと遠慮していました。 グロすぎるのは苦手…

284. 光媒の花

道尾秀介・著 読了:2019年1月8日 ひとこと:今まで読んできた 道尾さんの作品とはちょっと違う気がしました。 連作短編集ですが、 え?この人目線?という意表をついたものもあって 次は誰目線の話かな?と ワクワクしながら読みました。 光媒の花posted wi…

283. 球体の蛇

道尾秀介・著 読了:2019年1月6日 ひとこと:みんな嘘つきだし、ずるい。 でもそれが人間なのかな、と思ったりもします。 今回も夢中になって、読ませてもらいました。 道尾さんはハズレがない! 球体の蛇posted with ヨメレバ道尾秀介 角川書店 2012年12月 …

277. 龍神の雨

道尾秀介・著 読了:2018年12月16日 ひとこと:おもしろい! あまりにおもしろくて 読み出したら止まらなくなりました。 私が道尾作品を読むと、よくなるパターンです。 先が早く知りたくて ついつい読むペースが早くなるのです。 その結果、 大事なところを…

271. 光

三浦しをん・著 読了:2018年12月3日 ひとこと:文庫本の裏にある内容説明を見て、 読んでみたいと思っていました。 やっと!読めた(^^) 三浦しをんさんは、まだあまり読めていないのですが、 人間くささ溢れる、という点では、 前回読んだ「愛なき世界」も…

268. 鬼の跫音

道尾秀介・著 読了:2018年11月24日 ひとこと:道尾さんの短編集、初挑戦です。 これはホラーですよね。。 タイトルからして恐かった。 怖いんだけど止まらなくて、あっという間に読了。 「冬の鬼」は日記形式。 ネタバレになるので、あまり言えませんが 1番怖…