272. 光待つ場所へ
辻村深月・著
読了:2018年12月9日
ひとこと:最近は短編集が続いています。
この作品こそ、
最近よく話している「辻村深月作品を楽しく読める順番」が
とても生きてくる作品だと思います。
今まで読んできた辻村深月作品の同窓会を覗いてるみたい(^^)
話ももちろん面白いんだけど、
読みながら「この人誰やったっけ?」
と考えるお楽しみがついてくるのがいい。
それにしても。
「樹氷の街」には、やられました(笑)
読みながら、急に中学の頃の記憶が甦ってきたのです。
読書中断して、
しばらく合唱コンクールの思い出に浸ってしまいました・・・
それから。
最後の最後、「冷たい光の通学路Ⅱ」で
前から気になっててめっちゃ会いたかった人に会えました。
うれしかった!
269. いなくなった私へ
読了:2018年11月28日
ひとこと:辻堂ゆめさんのデビュー作品です。
今までになかった視点の話でした。
ミステリーに、青春、SF?
いろんな要素が詰まってる感じ。
〇〇殺人事件とかいう定番のミステリーも好きだけど、
こういうミステリーもいいですね!
今回はハッピーエンドでよかったです。
「コーイチは、高く飛んだ」は悲しかったので。。
というわけで、
言葉の隅々まで、ちゃんとかみしめたくて、
きっちり丁寧に読みました。