324. 麦本三歩の好きなもの
住野よる・著
読了:2019年5月5日
ひとこと:住野よるさんの新作。
今までと違うタイプの話にびっくり。
ごく普通の女の子、でもちょっと
いやかなり?抜けてる三歩ちゃんの
日常のお話で
山場もなく、平たんな道をひたすら歩いて終わり、
みたいな感じの話だった。
エッセイ?とも思える文章で
正直とっつきにくくてなかなか進まなかった。
たくさんの人が絡む沈黙のパレードを読んだ後だったから
なおさらそう感じたのかも。
それでも私のいつものパターンで
だんだん三歩とその周りの人たちに
親近感がわいてきたら楽しくなってきた。
図書館勤務というところも、
同業者なので、うんうんと頷けるシーンが
たくさんあって楽しかった。
映画化したらおもしろいかも。